シリアの悲劇は、2011年に始まったわけではない。
1980年代にアサド体制に反対した多くの若者が当局に追われ、国を去らざるを得なかった。
監督の個人的な物語が、他の4人の語り手の物語と重なり合う。
くすんだ軍服に象徴される沈黙や恐怖、戦慄の記憶。
赤い風船に託された自由と抵抗。
何故シリア社会が爆発し、革命が始まったのか、その背景に迫る。
過去を語りながら、未来を見すえるシリア人の物語。
ドバイ国際映画祭(UAE)、ホットドックス国際ドキュメンタリー映画祭(カナダ)、カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭(チェコ)、ダーウィン国際映画祭(オーストラリア)、ベルゲン国際映画祭(ノルウェー)、アラブ映画祭(オランダ)、モンペリエ地中海映画祭(フランス)、ライプツィヒ国際映画祭(ドイツ)、デンバー映画祭(米国)、リスボン国際映画祭(ポルトガル)、広州国際ドキュメンタリー映画祭(中国)、ディアゴナル映画祭(オーストリア)